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長秋詠藻全評釈 下巻
武蔵野書院創業百周年記念出版
書名かな | ちょうしゅうえいそうぜんひょうしゃく げかん むさしのしょいんそうぎょうひゃくしゅうねんきねんしゅっぱん |
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著者(編者)名 | 檜垣 孝 著 |
著者(編者)名かな | ひがき たかし |
ISBNコード | 978-4-8386-0710-5 |
本体価格 | 12,500円 |
税込価格 | 13,750円 |
判型 | A5判上製貼函入仕様 |
頁数 | 464頁 |
刊行日 | 2018年3月31日 |
在庫 | 品切れ中 |
武蔵野書院創業百周年記念出版
《概要》
『長秋詠藻』(ちょうしゅうえいそう)は、平安時代末期の歌人藤原俊成の私家集(個人歌集)。
全三巻からなる。俊成の自選により1178年(治承2年)、守覚法親王(しゅかくほっしんのう)に謙譲された。
俊成が皇太后宮大夫( こうたいごうぐうだいぶ )であったので、皇太后宮を長秋宮(ちょうしゅうきゅう)というのにちなんで命名された。
本書は、いわゆる第二類本『長秋詠藻』のうち、俊成自撰部分四八〇首の全評釈を試みたものである。自撰部分の後に加えられている「右大臣家百首」一〇〇首は、仮名に適宜漢字を当てるなど読みやすいよう整えた本文のみを掲出するにとどめた。また、本書底本の最後にある奥書も本文のみを掲出するにとどめた。
『長秋詠藻』の本文は、『私家集大成』第三巻・中世Ⅰ(明治書院、昭和四九・七)に、『俊成Ⅰ』として収められたものを底本とした。
該本は、俊成自撰の原型本四八〇首に「右大臣家百首」一〇〇首を加えた五八〇首よりなる第二類本にあたり、藤原定家筆本の臨写本である宮内庁書陵部蔵『長秋詠藻』(五〇一・一七二)を忠実に翻刻したものである。
本書は第一回配本を下巻からはじめ、上巻・中巻と順次配本予定である。
著者は1999年に『俊成久安百首評釈』(武蔵野書院)をものすなど、俊成私家集研究の第一人者である。
このたび、武蔵野書院創業百周年記念出版と銘打ち、著者がこれまで築いてきた畢生の仕事を世に示すものである。
全三巻からなる。俊成の自選により1178年(治承2年)、守覚法親王(しゅかくほっしんのう)に謙譲された。
俊成が皇太后宮大夫( こうたいごうぐうだいぶ )であったので、皇太后宮を長秋宮(ちょうしゅうきゅう)というのにちなんで命名された。
本書は、いわゆる第二類本『長秋詠藻』のうち、俊成自撰部分四八〇首の全評釈を試みたものである。自撰部分の後に加えられている「右大臣家百首」一〇〇首は、仮名に適宜漢字を当てるなど読みやすいよう整えた本文のみを掲出するにとどめた。また、本書底本の最後にある奥書も本文のみを掲出するにとどめた。
『長秋詠藻』の本文は、『私家集大成』第三巻・中世Ⅰ(明治書院、昭和四九・七)に、『俊成Ⅰ』として収められたものを底本とした。
該本は、俊成自撰の原型本四八〇首に「右大臣家百首」一〇〇首を加えた五八〇首よりなる第二類本にあたり、藤原定家筆本の臨写本である宮内庁書陵部蔵『長秋詠藻』(五〇一・一七二)を忠実に翻刻したものである。
本書は第一回配本を下巻からはじめ、上巻・中巻と順次配本予定である。
著者は1999年に『俊成久安百首評釈』(武蔵野書院)をものすなど、俊成私家集研究の第一人者である。
このたび、武蔵野書院創業百周年記念出版と銘打ち、著者がこれまで築いてきた畢生の仕事を世に示すものである。
《内容》
凡例
評釈
はしがき
雑歌361~402
釈教歌403~468
神社歌469~475
(雑歌)476~480
付・右大臣家百首
索引
引用和歌作者索引
引用和歌初句索引
長秋詠藻全句索引
あとがき